【沖縄在住外国人】34人目のゲストは、沖縄ですばらしいタイ語の先生に出会いました!シリポーン先生の登場です!
こんにちは、シロシロです。
シロシロニュースの新企画、『沖縄在住外国人を応援しよう!』というこの企画もおかげさまで連日記録更新中!
本日34人目のゲストは、宮里シリポーン先生の登場です!
名前:宮里シリポーン(Siriporn Miyazato)
性別:女性
年齢:56歳
出身:タイ ナコーンサワン県
大学:Payap大学 経営学専攻
沖縄在住:26年 1990年9月(30歳)のときに国際結婚し来沖です。
ちなみに25歳のときにタイでご主人とは出会ったそうです。ステキよね~
職業:タイ語教師。もともと教師ではないですからね。この方は、なかなか面白いですよ!
シロシロ絶賛おススメ先生です!来沖当初は日本語しゃべれず、農作業の工場勤務。
コザで日本語学校1年勉強後、琉大の日本語コースで2年勉強。
日本語が少しはなせるようになり、うるま市で機織りの仕事を6年する。その間も日本語勉強継続。
そして縁あって那覇の語学センターからタイ語先生としてのオファーがあり、初の教壇に立ったのが2000年。
2005年~現在:琉球大学タイ語教師(火曜と金曜2回)
2013年~現在:名桜大学タイ語教師(木曜1回)
◆沖縄に来ることになったキッカケはなんですか?
シリポーン先生:結婚です。主人(沖縄の人)が蘭の栽培や輸入の仕事でタイに来たことが出会いのキッカケです。
そのとき私は25歳でした。主人は出張で来ていたので手紙でやり取りするために日本語一生懸命勉強しました。
シロシロ:けなげよね~、先生、すばらしい!すてきです。
シリポーン先生:でも沖縄来たばかりの頃はよく泣いてましたよ(笑)
◆沖縄のすきなところはなんですか?
シリポーン先生:沖縄の人が大好きです。日本と比べても沖縄はセフティで、でも若い頃私の家にドロボー入った(笑)
シロシロ:あはは、ウケるー 沖縄ぜんぜん安全じゃないさー
シリポーン先生:近所付き合いもあって皆さんよく声かけあうのよ。
沖縄料理も美味しくて大好き。沖縄料理は健康が先にくる。タイは美味しいが先にくる。
この違いはとても大きいですね。
シロシロ:沖縄も昔は長寿の島、健康食でしたが、すっかり変わったと思いますよ。
「美味しければいいさー」になってきているのも現実。シロシロも食事の在り方を見直します!
◆故郷タイと沖縄の違いはありますか?
シリポーン先生:私の故郷のナコーンサワンの人たちもやさしいです。でも沖縄の人たちは特別にさらに優しいと感じます。
私が沖縄に来たころ、まだあまり日本語が話せません。あるとき車を運転して道に迷いました。
沖縄の細い路地で迷子になっていたら、おじさんが話しかけてくれました。でも私が日本語話せないことを知り、
ジェスチャーでついて来てという手招きをして、自分の車で大通りまで先導してくれたのです。
若いときも今もこんなエピソードがたくさんあります。本当に沖縄の人はやさしいと思います。
シロシロ:そうですかー。そうおっしゃっていただけると本当にうれしいですね。ありがとうございます。
でもね、先生、沖縄もいつまでもそうあってほしいけど。。。気を付けましょう!
◆先生はいま2つの大学のタイ語講師もしながら、宜野湾や小禄でタイ語スクールも教えてますね。
毎日多忙だと思いますが、教えながら気を付けてることなどありますか?
シリポーン先生:教えることは、毎回チャレンジです。
本のとおりはつまらない。日本にはタイ語の良い教材も少ないです。
生徒の目的もみなそれぞれ違います。読み書きを中心にしたい人、
会話を中心に発音を重視したい人など様々です。
シリポーン先生:大学に行くと、さらに違います。
単位取得の為に選択した人もいます。
どのようなキッカケにしても、その人たちにとっては初めての「タイ」との出会いであり、
「タイ人」との出会いとなりましす。だから大げさかもしれませんが私は「タイ代表」となるわけなので
みなさんにとってタイが良い印象になればいいなという思いで接してます。
シリポーン先生:生徒のレベルにもよりますけど、学生のみなさんにはまず自分のことを好きになってもらうこと、
あまりプレッシャーをかけないことを意識しています。
教えながら「楽しい」を心がけます。楽しくやらないと勉強もしません。タイの国にも関心を持たない。
タイの代表として、タイを「好き」になってもらうにはどうすればよいかをいつも考えながら授業しています。
授業はLIVEです。だから毎回挑戦です。そして生徒は巣立っていきます。そしてまた新しい生徒も入ります。
私はずっと、毎回チャレンジの気持ちを忘れません。
◆シリポーン先生と同じタイから沖縄に来る後輩たちにメッセージをお願いします。
シリポーン先生:沖縄の習慣を勉強すること。沖縄の考え方、男女、年齢、それぞれの考え方があることを知ること。
それを学ばないと誤解を生むから。習慣を学び、素直な気持ちを持つこと。
ここは、私の場所ではない。住まわせてもらっているという感謝の気持ちを忘れないこと。
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シリポーン先生、インタビューにご協力いただきありがとうございました!
生徒に会いにいくことがとっても楽しそうでした。
どうやったら生徒のみなさんがタイ語を上手になるのか、
タイ語が好きになるかを日々考えて実践して改善してまたトライする。
こんなに教えることが楽しいという先生は稀ではないでしょうか。
心から楽しそう。
だからです。
私も見学させていただきましたが、
シリポーン先生の授業はとても楽しいです。
子供の頃を思い出します。好きな先生だとその教科も好きになることってありましたよね。
シリポーン先生に指南すれば絶対に上達すると思いました。
先生のレッスンに興味のある方はシロシロニュースまで連絡くださいませ。
窓口におつなぎしますね。
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