【沖縄在住外国人:タイ人】万国共通、母は強し!異国の地で3人を育てきるタイ人母さんジュララットさんの登場です!
壮絶。。。過酷。。。
たぶん、話す人が話すとそういうストーリーになるのかもしれませんでした。
が、ジュララットさんが話すとそれらもサラリと話してしまう。
しかも、なぜか笑顔もこぼれるエピソードになるのだから。。。
聞いた話しの半分は、書けないかなーって思いました笑
いや、プライベートのことなのでね、ジュララットさんはぜんぜんOKとは言ってましたけど
周囲の方やご家族のこともあるのでシロシロ判断で割愛させていただくところもありますので
むしろインタビューしたジュララットさん、ご了承ください。という前置きでスタートします。
いやー、とても楽しかったインタビューです。
ジュララットさん、親の都合で17~18歳のときに日本にやってきました。
もちろん日本語は話せるどころか勉強もしてません。
来て最初に覚えた(覚えさせられた)日本語は、「はい」、「こんにちは」、「ありがとうございます」
学校もいけなかったので、とりあえずとある県のとあるうどん屋さんで
この3つの言葉だけで働いていたそうです。もちろん接客できないのでずっと洗い場。
ふつー、辞めますね。いや、逃げますね。17歳の女の子が耐えられませんね。
しかし、ジュララットさんそこで思ったのが年頃の女の子がずっと洗い場。。。手が荒れる。。。
日本語覚えて接客にまわろう、洗い場を脱出しよう、と考えて一生懸命日本語勉強したそうです。
あれから24年を経ての現在までのストーリーを、シロシロにサンエー新都心店のスタバが満席だったから
ミスドでインタビュー受けるとは思いもよらなかったことでしょう。
数々の修羅場をくぐり抜けてきたジュララットさんは、腹のくくり方というか肝の据わり方というか
そう、覚悟が違いますね。
苦労話が自慢話にならない、笑い話で楽しく、淡々と話せるあたりがすごかったなー
圧倒されたので、すみません、ご紹介が遅れましたが改めてジュララットさんのプロフィールです。
名前:JURARAT YAWICHAI(ジュララット ヤウィチャイ)
年齢:42歳
お子さん:3人
出身:タイ チェンライ県(バンコクから北へ780キロ、ミャンマー、ラオスとの国境を接するタイ最北の地)
沖縄在住:15年(日本在住24年)
職業:フリーの通訳、翻訳、タイ人の日本国内のアテンド等。他いろいろ兼任しつつの現在は県内コールセンター勤務。
ジュララットさんに聞きました。
沖縄の人たちにタイをPRしてください!
◆故郷チェンライは、タイの一番北の街。ミャンマー、ラオスの国境沿いの街。山岳地帯で
山の自然に囲まれ空気の澄んだ農業の盛んな地域です。桜や梅が咲き気候は沖縄と似ている。
夏の3月~5月はバンコクの猛暑と違い涼しげな気候となる。雨が多い。
農業が盛んでお米、いちご、柿などが収穫できます。
あと、ジュララットさん、非常に勉強熱心です。
タイと沖縄の関係について尋ねますと
その歴史的関係に興味があって、
タイの焼き物サンカロー(タイの陶器)と沖縄の陶器(やちむん)の柄や製法が似ている。。。
タイと琉球王朝は760年前から貿易の歴史がある(日本よりも以前から琉球とタイは貿易)
琉球犬を沖縄ワールドで見たが、タイにはあちこちにその犬はいる。。。とか
琉球闘魚はタイで使うパラー(調味料)に使う魚と同じだとか。。。
※ここで合ってるかどうかの検証はしませんのでご了承くださいませ。
貿易があったことは間違いないので、
縁があり互いに影響しあってきたことは確かだと思いますので
タイと沖縄の関係性に強く関心を持つジュララットさんに大変好感が持てます。
そんなジュララットさんが沖縄の皆さんにPRしたいのは
タイ料理
世界3大料理にもなっているタイ料理
とても奥深く
辛くない料理もたっくさんあります
麺料理一つとっても種類が豊富にあります。
そんなジュララットさんの【おススメタイ料理】は、
ジョークというお粥です。
これは帰国したときには必ず食べる、食べたくなる料理だそうです。
このお粥に、パートンコーという揚げパンを頼んで
一緒に食べるのがジュララットさん流だそうです。
今はチェンライにも大学があるのですが、以前にはなかった。
だから高校を卒業するとお友達もみんなチェンライから出て行ったそうです。
年齢的なこともあるかもしれませんが
40歳を超えて、それぞれ故郷に戻って来ている年齢でもあるそうです。
だから、久しぶりに故郷に帰ると同窓会ができるので
これが今の最大の楽しみだそうです。良いですねー
ジュララットさんからもう一つ、タイの楽しみ方のお知らせですが
バスの旅です。
バンコクからチェンライまで約800キロ
東京-岡山くらいかな?
夜行バスで12時間くらいだそうです。
700バーツくらい、日本円でいまだと2,000円くらいです。
24時頃に一度休憩するそうです。
タイだと休憩がガソリンスタンドになるそうですが
そこで食事がついているそうです。700バーツにはそれも込みだとのこと。
ジュララットさんはそれがひそかに楽しみなのだそうです。、
これは、タイ情報としてよいですね。
タイ旅行の際には、バンコク、パタヤ、プーケットだけでなく
夜行バスで移動して、目が覚めたら空気の澄んだタイの山岳地帯への旅も
とても楽しみですよねー
いろいろお話し聞かせていただきました。
アッという間でしが、最後にみんなに聞いている質問。
あなたの夢は?
に対しても、独特でしたね。
「ない」
と言われてしまい、その後に
「今日で満足、1日1日今日が満足であれば、それでいい」
と。
これもね、いろんなエピソードを伺った後だから
ジュララットさんだから、とても納得できました。
ジュララットさん、本日はインタビューありがとうございました。
これからも是非よろしくお願いします。
沖縄のみなさん、タイ・チェンライ出身のジュララットさんを見かけたら応援宜しくお願いしまーす!
タイのことで聞きたいことはジュララットさんにお任せ!ですね。
機会があれば、いや、機会をつくってみんなでタイ・チェンライに行きましょう!
おおおおお~!
この記事へのコメント
沖縄に、こんな素敵なタイ人の方がいて、タイと日本の接点となっているなんて。嬉しく増しますね。
Posted by 有働宏昭 at 2016年09月12日 10:46
有働さん
コメントありがとうございます!
そうですね。本当にそう思います。
タイでがんばっている日本人もたくさんいましたが、
ニッポンでがんばっている外国人もたくさんいらっしゃいますね。
どんどんつながっていくためにも、まずは皆さんに知ってもらうことから始めますね!
コメントありがとうございます!
そうですね。本当にそう思います。
タイでがんばっている日本人もたくさんいましたが、
ニッポンでがんばっている外国人もたくさんいらっしゃいますね。
どんどんつながっていくためにも、まずは皆さんに知ってもらうことから始めますね!
Posted by シロシロ at 2016年09月12日 10:59